ノープランNZ旅行記 39日目 其の壱
39日目(2023/1/20)
この日の朝は4時頃にいったん目が覚めて、最近ほぼ毎日している二度寝をし、その後5時半頃に起きた。
すぐにモーニングノート書き始めるも、書きたくなくなってやめた(笑)
そして白湯を飲んでボーッとした。
これもホテル泊まりだとできているルーティーン。
この日の朝は何を考えていたか。
自分にとっての不安、問題、大切なこととは何か…
大切なことはすぐに出て来た。
大事な友達やつながり。
それ以外には出てこなかった。
すぐに思い浮かんだってことは、今の自分にとってはそれが1番なんだろうな。
その後、Mount Maunganuiあたりで泊まる宿のことを考えていた。どうしよう。
そのあたりはこの時泊まっていた宿から少し離れたところ。
ネットやガイドブックで調べた結果、そのあたりに泊まる方がリラックスできそうだったから、翌日からそっちに行こうと思っていた。
良さげな、山に近いマンションが空いていた。
1週間で20万弱か…さすがに高いな、と思い保留した。
考えるのに疲れてとりあえずヨガをした。
今回の部屋も朝日が入って来て良い感じだった。
朝の陽の光を浴びながらヨガができた。
そしていつも通り(笑)、散歩がしたくなって外に出た。
朝日がやっぱり気持ちいい。
この時は7時前だったかな、7時くらいか。
地図でなんとなくの方向だけ確かめて、歩き始めた。
しばらく海沿いを歩いた。
昨日バスで通った道に出て、自分の中でどこにいるのかが分かった。
そのままさらに海岸沿いを歩いた。
途中、海辺でヨガをしている人達がいた。
そこで流れていた音楽が割とアップテンポで、インストラクターさんによって様々だなーと思った。
自分が日本でやった時は音楽は無かったし。
ヨガの音楽が聞こえなくなるところまで来て座った。
そして改めて、自分にとっての不安、問題、大切なことを考えてみた。
大きな不安はありそうでないんじゃね?と、少しずつ思い始めた。
強いていえば、定期収入が無いとか家が無くなるとか、税金払えなくなるとかだろうか。
そんなことを考えていた。
ホームレスは?なんでなりたくないの?
その答えはやっぱり周りの目が気になるから。
極論かもしれないけど、結局のところそうだと思った。
ホームレスでも、よほどのことがなければ死にはしない。
誰だっけ、どこかの社長もホームレス経験あるって言っていた気がする。
それに、今お金が無くなったら、前職の仕事をする覚悟で京都に出て来たはず。
それをしたくない、と思う自分がいることにも気づいた。
「会社で働きたくない、組織は嫌、自由でいたい!」
という気持ちはもちろんあった。
だけど、それは見栄のような気持ちもあるな、と気づいた。
「こう生きようと思う」と会社を辞める時に言ったことが何もできていない状況で、前の仕事をやることに対して、変なプライドみたいな感情だ。
「そんな感情いるか?」
「別に良くない?そんなこと、プライドを持たなくても」
成果が出てなくても、自分がやりたいと思うことやり続けて、結果としてお金無くなったから働くことにする。
それでいいじゃん。
今時点で続けたいのはブログを書くこと。これは日記書いている時に思っていること。
アウトプットがしたい。
それができれば続けられれば今はいい。
そう考えた時に、お金のことはやっぱり無くなったら考えるで良くね?と思えた。
なんでこんな気にしていたのか。
欲張り?あれもしたいこれもしたい。
てか、むしろ今お金がある時だからこそ、いいホテル泊まれば良くない?今しかできないかもよ?
そういう考えにシフトしてきた。
結果、Mount Maunganui近くの宿を、4泊に減らしたけど、予約した。
そもそも1週間でなくても良いんだし、とも思った。
それからなんとなく気持ちがスッキリした。
今回の旅は大掛かりな実験の旅で良いんだと。
だから、今やりたいことをして、行きたいところに行き、食べたいものを食べて、それに対してどう感じるか。
どう自分の中に”体感”というか落とし込むか、というのが大事だと。
何かをしたあとの自分の感覚を見落とさずにしっかりとキャッチすること。
何が好きで何が不快か。
それが分かれば良いじゃんと。
それを知るために時間とお金を使う。ある意味この度は自分への投資だ。
そう思えた。
其の弍へつづく